第105回 羊肉を食べて脂肪燃焼!~引き締まった体作り~

ジュニア・アスリートフードマイスターの立花夢果が
生活に身近に取り入れられるアスリートフード入門をお伝えします。

 みなさんこんにちは。立花夢果です。4月も半ばをすぎ、プロ野球が開幕してもうすぐ一ヶ月。GWも間近な今日この頃、野外でスポーツをするのも観戦するのにも、だんだんよい季節になってきますね。

 さて、みなさんは体組成って計った事がありますか?
体組成とは、体脂肪や筋肉、骨、水分など体を構成する組織の事です。
私は体力作りの為にフィットネスクラブに通っています。主に実行しているのはダンスやヨガ等です。
 月初めに体組成を計り自分の体を細かく分析してもらうのですが、一番気になるのが体脂肪率。見た目は痩せているように見えても、体脂肪が多かったりする方も多いようです。いわゆる隠れ肥満というやつですね!
 私は冬にベスト体重より2~3キロ太ってしまい、体脂肪率が24~25%と、ちょっと脂肪が多めでした。
 私は野球をテーマにした曲を歌っているので「元気に!健康的に!カッコよく!」がテーマ。
しかし体脂肪が多いと見た目も体のキレも悪くなってしまいます。引き締まったカッコイイ体になりたい!!!

 では、体脂肪を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?
食事制限をして体を絞ればいい!と考える人も多いかもしれません。しかし運動をせずに食事だけの減量では筋肉も減ってしまい、逆に体脂肪率は増加してしまう事に!
 ダイエットで体重が減っても、脂肪が減らなくては意味がありません。
私の場合、体重が増えた事よりも体脂肪の増加が問題でした。脂肪が多い=筋肉が少ないという事なのです。そこで、筋肉量を増やしていこう!と。
 アスリートにとって筋肉は、パワーを発揮する為に大事なものです。
 さて、筋肉というのはどのように作られるのでしょうか。
筋肉は水分を除いた約80%がたんぱく質からできており、筋トレやスポーツをする刺激でダメージを受けます。
いったんダメージを受けた筋肉は食事と睡眠でダメージを受けた部分が修復され、より大きく生まれ変わっていきます。この繰り返しで少しずつ筋肉がついていきます。
 筋肉をつける為には、運動をした後に筋肉の材料となる良質のたんぱく質を摂る事が必要です。
 私はインストラクターに、筋トレをやるように勧められました。
私が好きなプロ野球や大相撲も、昔はそのスポーツに必要な筋肉は練習や稽古の基本動作で作っていた感じですが、今はそれに加えてウエイトトレーニングをするのが当たり前のようになってきていますね。
 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ投手は、かなりストイックにやっている事で有名です。ウエイトトレーニングをやり始めてから、球も足も速くなったそうですね。

 さて、筋肉をつけたいアスリートやダイエット中の方によい、低カロリーで良質のたんぱく質は「鶏のささみ」というのはみなさんよくご存じでしょう。しかし、鶏のささみ以上に優秀なたんぱく質があります。それは「羊肉」なんです!
羊の肉は
・高たんぱく質、低脂肪、低カロリー
・脂肪を燃焼させコレステロールを下げるカルニチンを多く含む
・他の肉より体に吸収されにくく脂肪がつきにくい
・たんぱく質を構成するすべての必須アミノ酸をバランスよく供給
・美肌には欠かせないビタミンB2が豊富
・健康を維持するビタミンB群や鉄分も豊富

 ヘルシーで美容にもよいという事もあり先日、羊を食べに行こう!と両国国技館の近くにある『ウランバートル』というモンゴル料理屋さんに行ってきました。

 写真は代表料理である、羊の骨付き塩茹で肉。モンゴルではシンプルな味付けが一般的で、岩塩だけで調理されています。
大きな骨付きの羊肉がど~んと!その豪快さにビックリ!!これがモンゴル出身力士たちの強さの原点か!と思いながら美味しく戴きました。
 この他にも羊料理をたらふく食べたのですが、翌日体重を計ったら一気に痩せて脂肪も少し落ちていてさらにビックリ!あんなに食べたのに……。早くも羊肉の脂肪燃焼効果!?
 その後ささみ料理と運動で体脂肪率も少しずつ減ってきました。自分の理想の引き締まった体に一歩一歩近づいていきたいですね!
 羊肉はスーパーなどで売ってない所も多く、気軽に手に入りづらいのですが、、、日本にはなじみの深い、特に北海道では常食のジンギスカンもあります。
今年はひつじ年だし!よい機会でもあり、良質なたんぱく質源である羊肉、是非食べてみて下さい。

●ジュニア・アスリートフードマイスター
立花 夢果 (たちばな ゆめか)
『弾丸☆野球シンガー』をキャッチフレーズに、主に関東でライブ活動中。
短大の食物栄養学科を卒業。食品科学技術認定、中級バイオ技術認定などの、食品や研究に関する資格を持つ。
趣味はスポーツ観戦(特に野球と相撲)。野球知識検定4級を取得。
野球のイベントやラジオ、雑誌などに出演歴多数。歌手の傍ら食の知識や特技の料理を生かし、飲食業にも関わっている。
アスリートの「食」という違った視点からもスポーツを知りたくて、ジュニア・アスリートフードマイスターの資格を取得。
ブログ http://ameblo.jp/yumeca6/

アスリートフードマイスター養成講座はこちら>

カテゴリー: 未分類   パーマリンク