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バスケットボールのポジションの名前と役割、超カンタン解説!

「体育のバスケットボールしかやったことない!」というアナタでも大丈夫!
初心者でもわかりやすいようにバスケットボールのポジションとその役割についてご説明していきます。

1. バスケットボールポジションの名前

そもそも、バスケットボールにポジションなんかあるの?
という声を耳にすることがあるのですが、もちろんポジションはあります!
でもそういった意見は、とても共感できます。バスケットボールは攻守の切り替えが激しく、各選手がどんな動きをしているか正直分かりづらいですよね。

ここでは、バスケットボールの「ポジションの名前」を紹介していきます。

バスケットボールのポジション

アウトサイド

一般的に3ポイントエリアの外側でプレーする選手です。
クイックネスやスピードがあり、ドライブでゴール下へ切れ込んでいき、ゲームを作っていきます。

① ポイントガード

ドリブルでハーフラインを超えることが多い選手です。
チームに指示を出したりしている選手がいれば、その選手はポイントガードと言えるでしょう。
「コート上のコーチ」とも言われていて、しっかりしたポイントガードがいるチームは安定しています。

② シューティングガード

ポイントガードとともにゴールから離れた位置でプレーすることが多い選手です。ポイントガードの補佐的な役割もしますが、一般的には積極的にスコアを狙いにいくポジションです。また3Pなどの長距離からのシュートを得意としチームがシュートを打ったときに、リバウンドに飛び込んだりもします。
マイケル・ジョーダンがこのポジションでした。

③ スモールフォワード

このポジションはほかのアウトサイドのポジションと比べて身体をぶつけてファウルをもらったり、リバウンドに飛び込んだり、身体を張ることを厭いません。また、中からでも外からでも点数を取りに行くことが役割としてあります。
状況によってはゴール下に参加したり、オールラウンドな活躍を求められるポジションです。

インサイド

インサイドの選手はペイントエリア周辺や、ゴール下でプレーすることが多いです。身体を張ったパワープレーや、リバウンドが強ければ優位にゲームを進めることが出来ます。
確率のスポーツと言われるバスケットでは、このインサイドプレーヤーのレベルがチームのレベルを決め、ゲームへの影響力も大きいです。インサイドを中心に攻めていくことで確率の高い攻撃を仕掛けていくことができます。また体の強さや高さを活かしたディフェンス力で優位にバスケットが展開出来ます。
それではインサイドの各ポジションについて解説していきます。

④ パワーフォワード

パワーフォワードの選手は状況を見て柔軟にインサイド・アウトサイドを行き来します。外回りの選手へスクリーンに出たり、パスの受け渡しに出たり、時に外からシュートを打ったりもします。
近代バスケでは、ウォーリアーズのドレイモンド・グリーンがこのスキルが高いです。賢く器用なパワーフォワードがチームにいると臨機応変にゲームを組み立てていけます。
NBAの伝説のリバウンダーデニス・ロッドマンなどバスケットIQの高い選手がこのポジションにいると、かなりゲームを優位に進められます。

⑤ センター

バスケットは「ポイントガードとセンターが大事!」と言われるほど、かなり大事なポジションです。しかし、選手自身、所属するチームによって全く役割は異なります。
センターと攻める選手もいれば、外に出て動き回る選手もいるので、適性に合った動き方をしていくとより効果的だと言えます。

2. 各ポジションに向いているのはどんな人?

何をしているポジションかは分かったけど一体どんな人を配置していけばよいのか?
ここでは各ポジションで向いている選手の特徴をご紹介していきます。

バスケットボールのポジション

① ポイントガード

ポジションがら、チームで一番ドリブルが突けて、ボールキープ力があり、そこからのパスさばきが上手な選手が務めることが多いです。
また、指示を出す機会も多いためリーダーシップも求められることから下記のような特徴を持った選手が向いていると言えます。
・ボールキープ力がある
・コート全体を見渡す視野がある
・パスが上手
・スピードがある
・リーダーシップがある

② シューティングガード

このポジションの選手は相手をかわしてシュートを狙っていこうとする選手が多いように思います。ポイントガードの補佐的な役割もしますが、一般的には積極的にスコアを狙いにいきます。この特性から下記のような選手が向いていると言えます。
・ドリブルが上手い
・得点感覚に優れている
・3Pなど外角からのシュートが得意
・パスも出来る
・スピードがあって、ガンガンドライブを仕掛けていける
・空中で相手をかわしてシュート(ダブルクラッチ)が出来る
・相手に向かっていく精神的な強さがある

③ スモールフォワード

アウトサイドポジションを定位置としますが、ゲームの流れの中で身体を張ったドライブやゴール下のプレーも仕掛けていきます。この特性から次のような選手が向いていると言えます。
・フィジカルが強い
・得点感覚に優れている
・3Pなど外角からのシュートも得意
・上手さよりも強さでガンガンドライブを仕掛けていける
・空中で相手をかわしてシュート(ダブルクラッチ)が出来る
・身体を張ってハードにプレーする精神的な強さがある
・味方のドライブに合わせて、パスを受けてスコアが出来る

④ パワーフォワード

賢く器用なパワーフォワードがチームにいると臨機応変にゲームを組み立てていけます。
バスケットボール偏差値が求められるこのポジションに向いているのは下記のような選手だと言えます。
・フィジカルが強い
・ポストアップからのパスも出来る
・エルボーゾーンからのミドルシュートが打てる
・強さとしなやかさでドライブも仕掛けていける
・相手のシュートをブロックする高さがある
・リバウンドの競り合いが強い
・身体を張ってハードにプレーする精神的な強さがある
・味方のドライブに合わせて、パスを受けてスコアが出来る

⑤ センター

チームで一番身長が高く、大きな選手がこのポジションを務めます。
NBAではシャキールオニールが歴代最高のインサイドと言われていました。(身長216cm体重150kg)
力強いゴール下のプレー、バスケットリングを壊す勢いのパワーダンクは圧巻です。
体の強さが求められるこのポジションには下記のような選手が向いています。
・フィジカルが強い
・ポストアップからのパスも出来る
・相手のシュートをブロックする高さがある
・リバウンドの競り合いが強い
・身体を張ってハードにプレーする精神的な強さがある
・味方のドライブに合わせて、パスを受けてスコアが出来る

3. サクッと簡単なバスケットボール戦術紹介

実際に試合をしたいけどどう攻めて、どう守れば良いかわからない!
そんなあなたに「スリーメン」と「ゾーンディフェンス」についてご紹介していきます。

スリーメン

「スリーメン」は、3人で行なう速攻のかたちです。ここでは代表的な流れを紹介します。相手プレーヤーによるシュートのリバウンドを取って攻撃側になった際、まず右サイドのプレーヤーが中央へと走り込みます。ボールを取ったプレーヤーは右サイドのプレーヤーへとパスを出し、右側のサイドラインに沿って相手コートへと走ります。パスを受け取ったプレーヤーはドリブルでゴール近くまで進みます。ボールを取ったプレーヤーの左側にいたプレーヤーは、味方プレーヤーがボールを取ったと同時にサイドライン沿いを走り、ドリブルで進んできたプレーヤーからパスを受け取り、レイアップシュートを打ちます。他にも、ドリブルを使わずパスのみで展開していく方法もあります。

ゾーンディフェンス

「ゾーンディフェンス」とは、エリアを作ってゴールを守るシステムのことです。もっともオーソドックスなゾーンディフェンスは、ゴールを背にして前列に2人、後列に3人がポジションを取る「2-3ゾーンディフェンス」です。特に、相手チームの背の高いプレーヤーを抑える際に使われることが多いかたちです。また、前列に3人、後列に2人がポジションを取る「3-2ゾーンディフェンス」もよく見られるかたちで、アウトサイドからのプレーを警戒するときなどによく使われます。ゾーンディフェンスを行なう際は、ディフェンスの各プレーヤーは自分のエリアに入ってきたオフェンスプレーヤーを警戒することに重きを置き、1人のプレーヤーを深く追うことはしません。

バスケットボールのポジション

4. まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したのはバスケットボールの簡単な説明でした。
頭で戦術を考えていくことも楽しさの醍醐味ではありますが、やはり仲の良い仲間と共にバスケットボールを楽しむことが一番だと思っています。
もし、バスケットボール大会に参加したいと思ったら是非スポーツワンで検索してみてくださいね!

2019.11.15
湯原 真貴

▼スポーツワン バスケットボール大会情報▼
https://sportsone.jp/basketball/