なぜ、御社は企業対抗駅伝に出場されるのですか?
「インナーコミュニケーション」「健康経営」「働きがい」・・・。 会社として企業対抗駅伝にご参加されているご担当者にインタビューすると、様々なキーワードが見えてきました。
Profile
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福田 千昭 様
総合企画部 人事・総務グループ マネージャー
総務全般業務・BCP・CSRを担当しています。21名(2019年4月24日当時)。週1回の水泳。
社会人の水泳大会、業界の大会にも会社選手として出場。個人メドレーが専門。
用具が安い、手軽。健康とコミュニケーションのために社内ランニングクラブを作りました。 -
永渕 裕規 様
営業企画部 商品関連事項担当 部長 -
若島 恵理 様
総合企画部 -
藤原 綾花 様
代理店営業推進部
Interviewer
宮下正樹
本大会の協賛営業を担当。
普段は、法人営業を担当し、社内スポーツイベントのコンサルティングやイベントの協賛・セールスプロモーションなど幅広く行なっている。
Interview
ランニングクラブの成り立ちや普段の活動について詳しくお聞かせいただけますか?
フコクしんらい生命となって今年(2019年当時)で10年そしてランニングクラブも9年目に入ります。ほとんどの社員が中途入社で、仕事の部署やグループ内では話をするが、それ以外の社員との交流がなかったんです。そこで手軽に始められるランニングによってコミュニケーションの場作りを少人数ではじめました。新卒社員を採用するようになってからは、新人が部署や年齢を越えてコミュニケーションを取れる場にもなっています。
クラブとしては、自分のペースで走ることを大切にして、ハードルを上げたり、気後れさせてしまったりしないように気をつけています。練習は基本的に月1回です。でも大会前になると、「もうちょっと走ろうか」と参加できる人で集まって走っていますね。
新しい部員の勧誘はどのようにされているんですか?
1つは、内定者パーティーの場で勧誘をしています。こういう勧誘や社内の口コミ効果で今年の春に入社する新入社員7人中3人は、もう今回の駅伝大会にエントリーしています。もう1 つは駅伝大会に出場する際、社内に周知するのですがそのとき同時に部員募集もおこなっています。
あとは、そんなに大きくない会社なので、中途入社でも新卒でも走れる社員というのはだいたいわかるんですよね(笑)だから、ランニングクラブには入ってないけど、普段個人で走っている方に声をかけて、駅伝大会だけ一緒に走るということもしています。
企業対抗駅伝にご参加されたきっかけや背景を教えてください。
企業対抗駅伝を知ったのは、違う駅伝大会に出場したときにもらったチラシがきっかけでした。健康とコミュニケーションが目的だが、走ったあとの飲み会がメインだったりするかもしれないですね。
企業対抗駅伝は、モチベーションが高くなるんです。企業の業種ごとの順位が出る(フコクしんらい生命様は昨年「流通・貿易・金融・商社の部」で優勝)ので、他の企業さんより良い順位を取りたいと燃えます。とくに他の生保会社さんにはライバル意識がありますね。
当社のクライアント様も出場されているので、応援席から一緒に応援を通してコミュニケーションが取れる点も魅力ですね。あと、うちのチームはクラブのTシャツにキティちゃんがデザインされているので、走っていると他のチームの方から「キティがんばれ!」と応援してもらえるんです。それにいい宣伝にもなっていると思います。
昨年は6チーム参加されていましたが、チーム分けはどのようにされたんですか?
日頃の練習での姿や他の大会でのタイムを元に、タイムが速い人のチームを2つ作りました。名付けて「スーパーエリート」と「エリート」
残りのチームは楽しく走れることをメインにチーム分けしています。あと、女子チームを毎回作りたいとは思っているんですが、人数が足りないことが多いので混合チームにしていますね。女子チームは結構速くて、ファイナンシャル駅伝では3位になって記念の盾を頂きました。
※ファイナンシャル駅伝とは、4人1チーム対抗の駅伝大会でチーム内に金融機関で働く人がエントリーすることが条件の大会。
去年は6チームの参加だったが、異動などもあり人数の確保が難しいこともあります。
ちょっと話はそれますが、いま企業対抗駅伝をはじめ他の大会への出場料は、すべて参加者の自腹なんです。だから今後は、会社公認の活動として、少しだけでも部費が出ればいいなーと思います!
ランニングクラブの活動や企業駅伝大会に出場されてみていかがでしたか?
もともと、ランニングクラブの活動はインナーコミュニケーションの活発化が目的だったので、例えば私と福田は以前は部署が違うので業務で関わることがほとんどなかったのですが、気軽に話せるようになったのは、(ランニングクラブのマネージャーとして)駅伝大会の応援をしたことがきっかけでしたね。
いま入社4年目(2019年当時)なんですが、入社当初からランニングクラブの活動に関わることで、違う部署の方と知り合えたり、練習や大会後の飲み会などで他部署の仕事について聞かせて頂けたりして、他部署への理解が深まるきっかけになるなと思います。
マラソンや駅伝大会に出場するときは、社内向けに応援をお願いする情報を流しています。そうすると、普段クラブでは活動していない方も応援に来てくれていますね。場所によりますが、10人くらいは応援参加してくれています。走る側としては、いろんな場所に立って応援してくれるのは嬉しいですし、その後の社内コミュニケーションにも活かせると思いますね。
今年に向けた目標・意気込みや他の企業様へのメッセージをお願いします!
去年(2019年当時)よりもパワーアップしたメンバーで、今年も業界部門では1位を狙いたいですね。あとは、エンジョイしている姿を見てもらって、他の社員や企業さんも出場したいなと思ってもらえると嬉しいです!
編集後記
2010年から始まった第1回目の企業対抗駅伝からご参加いただいている「フコクしんらい生命保険株式会社」様です。
社内で立ち上げられたランニングクラブにより、社員同士のコミュニケーションが活性化され、皆様暖かい関係性を構築されていた印象でした。
業界部門1位の目標を掲げて下さっており、皆様の走りに注目したいと思います!