関西・近畿エリアのおすすめマラソン大会16選と関西4大マラソン

1. 関西・近畿エリアのマラソン大会比較チャート
〜大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で人気のフルマラソン・ハーフマラソン〜

大阪

兵庫

京都・奈良・和歌山

2. 関西4大マラソン紹介

●大阪マラソン

定員35,000人の関西最大の市民参加型マラソンである『大阪マラソン』。
国内では東京マラソンに次ぐ規模でランニングイベントとして人気が高く、出場抽選倍率は約4倍と高い倍率になっています。

コースは、大阪城、道頓堀、御堂筋、中ノ島公会堂、京セラドーム、通天閣といった大阪の名所や旧跡を巡るコースで、世界陸上競技連盟（WA）、日本陸上競技連盟（JAAF）、国際マラソン・ロードレース協会（AIMS）によって公認されたコースとなっています。
普段は走ることができない大阪の北と南をつなぐ御堂筋を走ることが出来るのも大きな魅力。

大阪マラソン コースマップ

リンク先：大阪マラソン2020公式ホームページ

さらに、30km付近に設けられる「まいどエイド」が人気で、たこ焼きをはじめ大阪ならではの美味しいグルメを堪能できます。
毎年、大会当日は多くの人が沿道に駆け付けるため、大声援を受けながら大阪の街を走ることができます。
制限時間の7時間は東京マラソンより長く、市民ランナーやランニング初心者でも充分に完走できる時間設定になっています。

冬に開催される東京マラソンと比較して、例年10月〜11月の開催である大阪マラソンでは、レース中およびレース前後に寒さで苦しむことは少ないといえますが、反対に20℃を超えるコンディションも想定されることから、「暑さ対策」には入念な準備が必要でしょう。
ペア・グループ枠やチャリティ枠、連続落選者枠などユニークなエントリー方法を採用していることや、豊富なゲストを招待していることでも人気です。
大会当日や大会に向けてのイベントも多く、ランナーだけでなく家族や応援者も楽しめるお祭りランイベントです。

●神戸マラソン

関西では大阪マラソンに次ぐ規模となる2万人規模の『神戸マラソン』。
神戸マラソンのテーマは「感謝と友情」。その根底には、阪神・淡路大震災から復興してきた街として、国内外の多くの方々に感謝の気持ちを表明する大会にしたいという想いが込められています。

参加者には受付の際、復興の象徴である「ひまわり」をイメージした黄色の手袋が配られます。
大会当日、スタート前に黙祷を奉げた後、一斉に参加者全員が黄色の手袋をはめた手を上に挙げ、スタートエリアにひまわりの花を咲かせます。
マラソンは一人で行うスポーツですが、沢山の仲間たちと共に走れること、ボランティアの方たちに支えられていることに改めて感謝の気持ちが溢れる大会です。

神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋を越えた西舞子付近で折り返し、ポートアイランド内にある市民広場付近がゴールとなるコース。
海沿いや橋の上を走るので、風の影響を受けやすいことが特徴です。
また、比較的アップダウンの少ないコースではありますが、37km地点の浜手バイパスは「１５０メートル進むだけで高さが１０メートル上がる」という急坂で、本コース最大の難所として有名です。

神戸マラソン コースマップ

リンク先：神戸マラソン2020公式ホームページ

「フルマラソンで最も辛くなるのは、30キロを過ぎてから」とよくいわれますが、神戸マラソンのコースは30キロから工場地帯になり、応援の人の数もやや減ってくるため、レース後半はまさに自分との戦いになることが想定されます。
開催時期は例年11月中旬と他のレースと比べて早く、大会によっては20℃を超えるコンディションであるため、神戸マラソンで記録を狙うためには入念な準備が必要でしょう。

●京都マラソン

例年2月に行われ、16,000人を超えるランナー、そして約50万人もの応援者が集う『京都マラソン』。
コース周辺には、天龍寺、仁和寺、龍安寺、金閣寺、上賀茂神社、下鴨神社、銀閣寺の7つの世界文化遺産が存在し、平安神宮など数多くの観光名所にも出会え、京都の魅力を満喫できるコースとなっています。

京都府立植物園内や京都のシンボル鴨川沿い、京都御苑、さらには送り火の五山（鳥居形、左大文字、船形、妙法、大文字）を全て眺望することができるのも京都マラソンならではの醍醐味で、海外からの参加者も多い大会です。多くのビュースポットには、案内看板を用意してくれているという嬉しい心遣いも。
給食では、京風あんぱんや生八つ橋があり、ここでも京都を感じることができます。
ただし、記録を狙う観点においてはとても難しいのも京都マラソンの特徴。
全体的にコース幅が狭く、周りのランナーとの接触が気になり走りにくい所が多々あると、多くのランナーから声が上がっています。

特に気を付けなければいけないポイントとして意見が上がっているのは「河川敷」で、周囲のランナーとの接触や、歩幅を気にする必要があるでしょう。
また、京都の都市構造上、立体交差が少ないことから「折り返し」が非常に多いこともコース上の特徴です。
最後の2km程度はフラットなコースに戻るので、そこまでペースの維持ができるかがポイントになります。

京都マラソン コースマップ

リンク先：京都マラソン2020公式ホームページ

2月の京都はかなり冷え込みますので、スタート前の防寒対策にも念入りな準備をして臨みたいですね。

●奈良マラソン

例年12月に行われ、12,000人もの参加者が出場する『奈良マラソン』。
コースは「平城宮跡」、「東大寺」、「奈良公園」など、奈良の魅力を感じられるコースとなっています。
奈良マラソンはアップダウンが多く、関西マラソン大会の中でも特にタフな大会であるといわれています。

奈良マラソン コースマップ

リンク先：奈良マラソン2018公式ホームページ

ただ、それでも多くのランナーに人気があるのは、学生ボランティアをはじめとした地元の方々の途切れることのない大きな声援が沿道で続くからでしょう。
また、反対に平坦で短調なマラソンコースにはない深みを感じることができることや、充実したエイド、13ヵ所の給水所、トイレも数カ所用意されているなどホスピタリティの高さが際立つ大会です。

大会が行われる12月は、冷え込みが厳しい季節。
タイムよりも完走目標という方は、ぜひ25キロ付近で提供されるぜんざいを堪能するとよいでしょう。
後半の40キロ付近で奈良公園を通過する際には、のんびりと休む「鹿」をみることができるかもしれません。
ゴール地点では、せんとくんをはじめとする奈良の沢山のゆるキャラたちが勢揃い。
みんなとハイタッチをしながら、最後の力を振り絞ってゴールを目指しましょう。
当日は会場にて「奈良マラソンEXPO」が開催され、奈良の特産食材や郷土料理、伝統工芸品や地場産品などが出展されているので、マラソン後に寄ってみるのも楽しみの一つですね。

3. マラソン大会選びと準備は計画的に
〜新型コロナウイルス感染症影響で大会中止の場合でも参加費返金保証となる大会をご活用ください〜

大規模なマラソン大会は、早ければ半年以上前からエントリーが始まります。
2020年大会は感染症の影響で多くのマラソン大会が中止となっていますが、必ず各大会の公式HPを確認の上、今後のエントリー情報を逃さないように気をつけましょう。

今回ご紹介した関西4大マラソン大会も、抽選または一部先着順でのエントリーとなっています。
残念ながら人気のマラソン大会ほど倍率も高く、出場を希望したからといって必ず走れるとは限りませんが、見事に当選したら、ご当地マラソンならではのコースや応援などを楽しみながら完走できるようしっかり事前の練習をしておきましょう！

「スポーツワン」主催の関西・近畿エリアのマラソン大会では、フルマラソン・30km・ハーフマラソン・10km・5kmの各種目をご用意し、目標とする大会の事前調整レースとしてもご活用いただけます。
また、感染症の影響で行政から緊急事態宣言が発令され止むを得ず大会が中止となった場合においても、参加費を返金保証する大会も多く設定。
大会の運営においては、大会会場での検温実施やアルコール消毒の設置、スタッフのマスク着用、更衣室の換気、スタート時２ｍ幅の確保やウェーブスタート制の実施など「密」を回避する対策を講じ、万全な感染症拡大防止策を実施しております。

「コロナ禍」においても、安全対策を講じた上でお客様に安心してご参加いただき、楽しんでいただけるランニングイベントを多数ご用意しておりますので、ぜひエントリーしてみてください。