2020年の春以降、これまで前例のない新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう「コロナ禍」の日本において、地方行政が主催しているような大規模なマラソン大会を中心に様々なマラソン大会が軒並み中止・延期となっていました。
このような状況下で、ランナーの皆様は目標となるような大会がなくなり日々のトレーニングのモチベーション維持なども難しかったとお聞きしています。
我々スポーツワンでは、コロナ禍においてもランナーの皆様に安心して参加いただけるよう、万全の安全対策を実施し多数のマラソン大会を開催してまいりました。
そして2021年「マラソン大会」だけではなく、同じく大会の中止・延期が続く「ウルトラマラソン」でも大会を開催すべきと考えました。
そして開催したのが2021-2022シーズンの江戸川河川敷・淀川河川敷で開催したウルトラマラソンです。初回ということもあり試行錯誤の中で行う大会となりましたが、数多くのエントリーを頂き、参加者様の笑顔が見られる大会となりました。初回にも関わらずご参加いただいたウルトラランナーの方には頭が上がらない思いでいっぱいです。
この2021-2022大会運営中に給水所、メイン会場などで多くの方とお話ししました。一番印象的だったのは最終週の給水所で、「今日一日お世話になりました。ありがとうございました。ゴールしてきます。」というお言葉をいただいたとき。私たちは元気を分けるために運営していましたが、元気をもらったのは私たちの方でした。これだけ感情を揺さぶられるのはウルトラマラソンの醍醐味だと感じました。
この体験がウルトラマラソンを開催の方向に動かせるきっかけとなります。「これだけ素晴らしいウルトラマラソンがもっともっと盛り上がりますように」
このような思いを持ってウルトラマラソンを開催します
