ランニングは気軽に始められる運動。そのため、社会人になって運動不足解消のために走ってみるか、という気持ちになる方もいるでしょう。
難しい技術がいらないことも始めるハードルを下げてくれます。「走って!」と言われれば、走れない方はいませんよね。
これがスノーボードだったらそうはいきません。
また、気軽に始められる反面、単調でキツいイメージをもっている方も多いように感じます。
●誰でも出来る運動だからこそ奥が深い
実は、ランニングは奥が深い運動なのです。
特に、フルマラソンなど大会に出場し、記録更新を狙うとなると「ただ走るだけ」では結果を出すことが難しいのです。
今の自分に何が足りないのか?
どんな練習がいいのか?
どんな走り方をしたら良いか?
を見極め、考え、学ばなければなりません。
走り方が変わるだけで、50mが1秒速くなったり、10kmが5分速くなることも良くあるのです。
ランニングは身体を動かすだけでなく、頭を大いに使うスポーツ。
つまり「考えるスポーツ」なのです。
●走ることの先に何がみえるのか
運動不足やダイエットをきっかけに走り始めた人たちが、目標達成後もランニングを継続しているのはなぜでしょう。
先にあげたように、単調できついイメージをもっている人から見れば不思議に思うかもしれません。
実際に、走る行為が楽しいと思っている人は多くないのではと個人的にも思います。
ではなぜ走ることを続けられるのか?
あくまで私見ですが、大きく分けると3つあるのではないかと思います。
・目標をクリアしたときの達成感
・目にみえないランニングの効果(前向きになれる、思考力が磨かれるなど)
・ランニングへの探究心(走り方の追及、練習方法の組み立てなど)
詳しくはまたの機会に書いていきます。
このコラムでは、そんなランニングの先にみえるもの・奥深さをお伝えします。
次回お楽しみに。
officeRyuu 代表
実業団サンベルクステクニカル
コーチ
StudioBodyLink オーナー
プロトレーナー・ランニングコーチとして、クライアントの身体の特徴、クセなどを理解し、数多くある様々な手法の中から一人ひとりにマッチした内容を提案、効率よく身体を変えられるように指導。
10代~80代まで幅広い層に、パフォーマンスアップ・健康増進・ボディメイクなど様々な目標に対応し、多くのクライアントから信頼を得ている。
個人指導はキャンセル待ち状態。
また、自身主宰の陸上クラブをはじめ、団体グループに数多くのランニング指導も行う。
特にランニングフォームの改善には定評がある。
2015年6月
神保町にランナー向けプログラムを中心としたstudioBodyLinkをオープン。
2016年4月
実業団サンベルクステクニカルコーチに就任。
「保有資格」
●日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者
●公益財団法人健康・体力づくり事業財団認定健康運動指導士
●日本メディカルパーソナルサポート協会認定水中パーソナルトレーナー
●日本eコーチング協会認定パフォーマンスアナリスト
●日本赤十字社救急法救急員