皆さんは走るときどんなことを意識していますか。
膝を高く上げる
地面を力強く蹴る
腕を大きく振る
など、手足を一生懸命動かす意識を持っているのではないでしょうか。
実は・・・
ランニングは、膝を高く上げたり、地面を強く蹴ったり、腕を大きく振ることではなく、「ランニング=ゴールまで重心を運ぶこと(重心移動)」なのです。
画像(イメージ1)をご覧ください。
※イメージ1
重心が移動しなければ、どんなに膝をあげても大きく腕を振ってもその場から一歩も進みません。
※イメージ2
画像(イメージ2)のように、重心を進行方向に向かって運んでいくと、自然と身体は前に進んでいきます。
腕を振る、脚を動かす意識ではなく、重心移動することで自然と手足が動くのです。
この感覚をつかむことがラクに走れるためのポイントになります。
感覚がつかめると、ランニングは辛い、苦しいというイメージが変わります。
また、レースで速く走るためには、ゴールに向かって重心を最短距離で運べるかということが重要になりますから、走り方が記録に影響を及ぼすのです。
次回は、効率のよい走り方の具体的な方法について書いていきます。
officeRyuu 代表
実業団サンベルクステクニカル
コーチ
StudioBodyLink オーナー
プロトレーナー・ランニングコーチとして、クライアントの身体の特徴、クセなどを理解し、数多くある様々な手法の中から一人ひとりにマッチした内容を提案、効率よく身体を変えられるように指導。
10代~80代まで幅広い層に、パフォーマンスアップ・健康増進・ボディメイクなど様々な目標に対応し、多くのクライアントから信頼を得ている。
個人指導はキャンセル待ち状態。
また、自身主宰の陸上クラブをはじめ、団体グループに数多くのランニング指導も行う。
特にランニングフォームの改善には定評がある。
2015年6月
神保町にランナー向けプログラムを中心としたstudioBodyLinkをオープン。
2016年4月
実業団サンベルクステクニカルコーチに就任。
「保有資格」
●日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者
●公益財団法人健康・体力づくり事業財団認定健康運動指導士
●日本メディカルパーソナルサポート協会認定水中パーソナルトレーナー
●日本eコーチング協会認定パフォーマンスアナリスト
●日本赤十字社救急法救急員