身体づくりと水分補給の重要性

いよいよ本格的な夏到来!今回は水分補給の重要性。

さて、梅雨も明け、いよいよ本格的な夏到来です。みなさま夏BODY仕上がっていますでしょうか?
私もこの時期、「減量」のご依頼、ご相談をたくさん頂きます。

皆様のそれぞれの生活スタイルに合わせてトレーニング指導、栄養指導をさせて頂いていますが、見た目からもどんどん変化が見てとれるようになっていらっしゃいます。身体が変わると見た目、印象、そして、意識も変わってきます。

参考までに、下記写真はパーソナルトレーナー沢田による減量経過です。(期間は約2か月)

効率的なトレーニングと栄養摂取により身体は変わります。

こちらの第2回コラムでも触れましたが、栄養学の基本として「三大栄養素」というものがあります。炭水化物、脂質、タンパク質の3つです。この3つにビタミン、ミネラルを加えて五大栄養素となりますが、もう一つ、とても重要な栄養素があります。

それは「水」です。

今回のコラムは水分補給の重要性についてお話させて頂きます。

人体の約60%は水分です。
運動をしない人でも一日に約2ℓ以上の水分は消費します。
特に暑くなるこれからの時期、「水分補給」をしっかりするように言われますが、なぜ「水分補給」が重要なのでしょうか?

水は体内の老廃物を除去したり、血中で活動する筋に酸素、ブドウ糖、脂肪を送る補助的役割もします。また、体温を調整したり、関節を滑らかにし、器官と組織を保護する働きもあります。よく運動後に運動する前と比べて、体重が減った!と喜ぶ方もいますが、それは水分による体重減少なので、「痩せた」とは異なります。体脂肪を1kg減らすのに必要なカロリーは7200kcalですから、1時間やそこらで体脂肪を1kg減らすというのは不可能だと言えます。例えば、エクササイズ前に比べエクササイズ後に1kg減少しているのならば、同量の水分摂取は必要です。基本的には体内に蓄えられる水分というのは決まっているので、多ければ汗や尿でも出ますし、少なければ摂取すると貯まります。

脂肪を減らすということを度外視して、単純に一時的な体重の数字のみにこだわるのであれば水分調整による体重調整は可能です。サウナで汗をかき、水分を出すという方法もあります。ボクサー等、規定体重のある競技では水分調整はよく行われます。もちろん、そのタイミングははかる必要があります。

体重の2%の水分を失うと確実にパフォーマンスは落ちるといわれています。
競技選手はインターバル間の水分摂取(ミネラル等含め)の有無で勝敗が変わってくる可能性も考えられます。
カーボローディングやクレアチンローディングがあるように水のローディングも重要ということになります。

喉が渇いてからでは軽い脱水状態ですので、喉が乾く前の早め早めの水分補給が大切です。
是非、水分補給を癖づけるようにこまめに行ってください。
トレーニング中やスポーツを行っている最中だけでなく、普段の生活でも水分補給は最重要事項になります!

SAWADA ACADEMY
パーソナルトレーナー 沢田卓
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