クリスマスチャリティランまで一週間を切りました。
このコラムもあと2回となります。
今回は、はじめて大会に出場する方のレース当日、前日の準備について。
■レース前日の準備
・食事について
大会だからといって特別な食事を摂る必要はありませんが、アルコールや油ものなどは控えましょう。(出来れば3日前から我慢)
特にハーフマラソンに出場される方は走る時間が長い分、内臓に負担がかかります。 飲みすぎてトイレが近くなることも防ぎましょう。
脚や心肺機能だけでなく、内臓の持久力も必要となりますので、内臓の体調もしっかり整えていきます。
・レース当日に必要な荷物
当日慌てて準備をすると、忘れてしまうだけでなく、集中してレースに臨めません。
必要なものは前日に準備しておきましょう。
以下はレースに必要な荷物の一例です。参考にしてみてください。
(1)レースユニフォーム(シューズ、Tシャツ(ランシャツ)、ズボン(タイツ)、ソックス)
(2)レースまでの防寒対策(ウインドブレーカー)
(3)通知ハガキ、大会要項、ゼッケン
(4)健康保険証
(5)お金(小銭)
(6)タオル、着替え一式
(7)ランニングウォッチ(なくても可)
(8)カッパ(雨天時)
(9)補給食(ゼリーなど)
(10)その他(サングラス、手袋、カイロなど)
走り出すと暑くなりますので、できる限り動きやすい恰好が良いですが、寒さが苦手な方は脱ぎ着がしやすいウエアやアームウォーマー、ネックウォーマーなどを着用すると良いでしょう。
また、スタート前に身体が冷えてしまう方がいますので、ホットクリームやカイロなどを準備しておくと便利です。
■レース当日の準備
・当日の食事(補給)について
レース当日であっても、いつもと変わったことをしないことがポイントとなります。
朝食はレース2.3時間前には食べ終わりましょう。
前日同様揚げ物などの油ものは避けて、炭水化物(ごはん、パンなど)をしっかり摂りましょう。
また、ハーフマラソンに出場される方はレース1時間前、前後にゼリーなど消化によいものを補給しておきましょう。
・レース中の補給
エンドステーションなどをうまく利用してエネルギーを補給しましょう。
特にハーフマラソンに出場される方は、体調に合わせ30~1時間ごとに水分や軽食を摂りましょう。当日は寒さが予想されますが、水分補給を怠り脱水にならないように。
スポーツショップなどで、マラソン用に開発されたエネルギージェルなども販売しておりますので、アドバイスを貰ってもよいでしょう。
・スタートまでの流れ
スタートまではとにかく身体を冷やさないためにどうすればよいか?を考えて準備しましょう。
トイレなど混雑が予想されますので、事前に済ますか早めの行動を心がけましょう。
はじめてレースに出場される方は緊張すると思いますが、最初の数キロはウォーミングアップのつもりで走ると身体も温まりレースを楽しむことが出来ます。(大会では雰囲気や周りのつられて速くなりがち)
自分がやってきた練習を信じて、楽しいレースにしましょう!
officeRyuu 代表
実業団サンベルクステクニカル
コーチ
StudioBodyLink オーナー
プロトレーナー・ランニングコーチとして、クライアントの身体の特徴、クセなどを理解し、数多くある様々な手法の中から一人ひとりにマッチした内容を提案、効率よく身体を変えられるように指導。
10代~80代まで幅広い層に、パフォーマンスアップ・健康増進・ボディメイクなど様々な目標に対応し、多くのクライアントから信頼を得ている。
個人指導はキャンセル待ち状態。
また、自身主宰の陸上クラブをはじめ、団体グループに数多くのランニング指導も行う。
特にランニングフォームの改善には定評がある。
2015年6月
神保町にランナー向けプログラムを中心としたstudioBodyLinkをオープン。
2016年4月
実業団サンベルクステクニカルコーチに就任。
「保有資格」
●日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者
●公益財団法人健康・体力づくり事業財団認定健康運動指導士
●日本メディカルパーソナルサポート協会認定水中パーソナルトレーナー
●日本eコーチング協会認定パフォーマンスアナリスト
●日本赤十字社救急法救急員