マラソンを走り切った時の達成感は筆舌に尽くし難い。これは経験した人ならば分かるのではないだろうか。
達成感はフィニッシュまでの道のりが長く険しいものだからこそ味わえるもの。コンディション次第ではケガなどで完走できない場合もなくはない。体力の限界に挑むようなものである。
とあるマラソン大会でも限界に挑もうとした女性参加者がいた。ゴール直前にして疲労困憊。フラフラとしながら、歩くのもやっとという姿が映っている。
そこに同じようにフラフラと走りながら、その女性を追い越そうと近づくランナーが。その時、ふたりは衝突。倒れたふたりは立とうとしても、もう立つこともできない。そして四つん這いになりながらも執念のフィニッシュ!
一生懸命ゆえに生まれてしまった珍シーン。とはいえ、本人たちのゴールへの執着に拍手を送りたくなる人もいたのではないだろうか。