今回はウェアのお話になります。
ランニングは足元が大切です。ですが、ランニングを継続する上でウェアセレクトも重要なポイントとなっています。ウェア選びで重要なのは季節や目的に合わせた適切な機能を備え、快適なランニングができるウェアであることです。

例えば綿素材のティーシャツで走る方を見かけることがありますが、綿素材の特徴として、汗などの水分は吸収できますが、なかなか乾きにくいです。素材に汗などの水分を吸い続けることで重くなり、濡れた部分から風などで体温が奪われやすいなど、長時間の運動やパフォーマンスを維持する上で大きなデメリットとなります。初マラソンなどで肌触りや見た目を重視して綿素材のウェアを着用すると大きな痛手を負いますので気をつけてください。

では、どのようなウェアがいいのか？

多くのランニングウェアはポリエステル素材が使用されています。特徴として吸湿速乾に優れており、綿に比べて加工がしやすく汗がたまりやすい場所や風通しを良くしたいところなどはメッシュになっていたりと衣服内環境に配慮がなされています。 綿と違って暖かさがないので、寒い季節に着る時は違和感があるかもしれませんが走行中に出た体内の熱や汗を調節し快適に走れるように考えられています。また、ウェア自体のフィット感や運動性を向上するために体に合わせた立体裁断をしてあったり、通気性や保温性など季節に合わせて適材適所で機能が配置してあったりとこだわりのあるウェアも多数あります。

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