第11回 初心者はまず形から!ウェア選び編

これからランニングを始めようとしている方へ!
ランニングクリエイターKANATA’S COLUMN

走るために必要な肝心要のシューズはもう購入したかと思います。
せっかく始めた運動です。継続できるようにするための方法は多いに越したことないです。ぜひシューズを購入して怪我の防止に繋げましょう。

次はウェア選びです。
普段運動するとき皆さんはどんなウェアをお使いですか?

これは綿生地のTシャツです。もちろんスポーツを行うことに支障はないのですが、継続していくとどうなるでしょうか??

汗ばんでこんなふうに蒸れやすい胸やワキが汗で体に張り付いてきます。
綿生地は吸水性に優れていますが水分を乾燥させる力が弱く、運動を継続すればするほど汗で重くなり、その部分から冷えてきます。体に張り付いたウェアは動きを制限してパフォーマンスにも影響がでます。

いわゆる「ランニングウェア」や「スポーツウェア」は長時間の運動時間でもパフォーマンスを落とさない工夫がなされています。
蒸れやすい部分にメッシュ生地を使って通気性を良くしたり、吸水後に拡散させて乾きやすくしたりと汗を貯めないで衣服内の温度を保つことができます。

ウェアを購入する際に「ポリエステル」素材で作られていますので、タグを確認すればすぐにわかります。しかし、価格帯が高いウェアは低価格帯のウェアとも少しデザインが違うことに気がつきます。

価格帯の高いウェアは立体裁断が施され、体にフィットしやすく動きを妨げることはありません。通常のポリエステル素材のウェアに特殊な機能もついて吸湿速乾がより優れています。そしてウェアも軽くできています。それになによりデザインがカッコイイです!!

これは2011年に南アフリカ共和国でウルトラマラソンに参加した際の写真です。
走行距離89kmのマラソンですが影になってわかりにくいかもしれませんが、ウェアが体にフィットしていて汗ばんでる様子ないですよね?これはゴール直後ですがウェアは驚く程快適なままを保っています。
このようなタンクトップのようなウェアをシングレットと言いますが上下で10000円近い価格になります。同じようなモデルでも上下で6000円くらいのものもあります。

頻繁に練習する方は価格帯が低いものでたくさん持っておいて、いざ勝負のレースでかっこいいウェアで機能的なものを選ぶといいでしょう。シューズと違ってウェアはレベルを問いません。より頑張る時こそよりいいウェアを使って、がんばってみてください。

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