第6回 自分の力を知ること

これからランニングを始めようとしている方へ!
大会参加の準備を詳しく解説。

レースにエントリーしましたか?
皆さんが耳にするようなマラソン大会は本当に人気でエントリー初日の6時間もしないうちに応募打ち切りになることがあります!!気になるものがあればパソコンにかじりついてでもエントリーしてください!!でも中には1人で目標を作り、勝手のわからないマラソン大会に参加するのはちょっと心配・・・。そんな方もいるでしょう。そんなときは、『駅伝大会』『リレーマラソン』でご参加されてみてはいかがでしょうか?

会社でスポーティーな同僚や運動不足の部長さんに声をかけていざ挑戦するのも悪くありません。社内コミュニケーションの活性化と親睦が作れます!!

あとは苦手な練習もチームワームを理由に定期的な練習会を開いていきたいです。

まさか何もしないで当日迎えたりしないですよね?
それは本当に危険です。

私も何度か市民駅伝大会へランナーとしてもしくはサポートとして参加した経験がありますが、駅伝でかけるタスキの責任とプレッシャーで舞い上がり、自分の力以上の走りで途中でリタイアする方や、ゴール後に気分が悪くなる方などさまざまみてきました。 スタートの直前の和やかな雰囲気とは一転してタスキをかけた瞬間に多くの方が責任というプレッシャーを感じることになるでしょう。走行中、どんなに苦しくても「棄権」の二文字は浮かんでも踏み切れるわけはありません。そうして、挑戦を通り越し、無謀な走りで健康状態に支障をきたしてしまうのです。せっかく、仲間で楽しく参加した駅伝も台無しになりかねません。それほど駅伝という競技は皆さんが考えているような楽なものではありません。 箱根駅伝をご覧になったことはありますか?大半の選手がタスキを渡すと糸の切れた人形のように転がり込み、担架や人に抱えられ運ばれていきますよね?彼らはその自分に任された20kmほどの距離のために1年間365日「箱根駅伝」のことを考え、何千キロと走りこみ、汗水流し、時には辛く過酷な練習に耐え、周囲の大きなプレッシャーに負けず、脱落したメンバーの期待を背負い、母校の名誉をかけてあのタスキをかけるのです。その重圧は皆さんとは比べ物にならないでしょう。その成功と失敗の挟間で出来うる最高のパフォーマンスを出しきり走ってきたランナーのゴールはそれほど壮絶なのです。

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