ジュニア・アスリートフードマイスターの酒井優が
ベストパフォーマンスを維持する“スポーツのための食事”についてお伝えします。
こんにちは。ジュニアアスリートマイスター・酒井優です。
私事ながら、この春に前職を辞め…人生において初ニートを約2ヶ月経験し、引きこもっていました。私自身の弱さかもしれませんが、人と触れ合わないと病みますね…そんな時に、子供たちの保育園のママ友や従来の友人、そして再就職に向けて相談していた仲良い先輩などが優しい声援と貴重なアドバイスをくださり、無事生き返りました!(笑)
いや…本当にモチベーションの上げ方が分からなかったんですよ。毎日“忍たま乱太郎”のオープニング曲“勇気100%”を聞いて奮い立たせていました。あっ、私この曲、大好きなんです♪
辛く苦しんだ分、強くなりました!!今回、学んだことは【目標こそが人を活かす】ということです。仕事を探している中で『自分の本当にやりたいことに向き合い、そこで咲きたい』と思い、今は保育園の厨房で栄養士として1日中調理しています。すっごく楽しいです!!アスリートにとっても、日々のトレーニングの目的ってそこであり、だからこそどんなに辛くてもきつくても頑張れるんじゃないかなって思います。
そんな中、今回はどんな内容にしようか考えていたタイミングに素晴らしいアスリートに出会いました。
【17歳 女 メイン競技:槍投げ】
身長173.5cm 体重?(さすが女の子・・・教えてくれませんでした)笑
槍投げのほかにも空手を週3回 計4.5時間
睡眠時間 平均7~8時間
『槍投げでいい結果を出すためにはどんな食事をとったらいいんですか!?』と問われ、私自身としてもそのモチベーションの高さにとても刺激を受けました。“行動ステージモデル”というものをご存知でしょうか。
【無関心期→関心期→準備期→実行期→維持期】というステージがあり、彼女はすでに【準備期】であり、素晴らしいと思いました。もちろん、このコラムをご覧になられている方たちも“スポーツ×食事”の重要性はご周知のとおりであり、皆さんもそのラインであると思います。
では、槍投げをはじめ、砲丸投げやウェイトリフティングに限らず、“瞬発力”は全てのスポーツに必要です。
やはり、一番に言われるのはとにかく“タンパク質”!!
瞬間的に大きな力を出すためにより大きな筋肉、より動きやすい筋肉を作り出す必要があり、その筋肉を作るたんぱく質は毎日摂取すべき栄養です。自分の体脂肪率を出し、脂肪を除いた体重の2.2倍の量を心がけてください。例えば、体重70㎏で体脂肪率が10%なら(70-70×0.1)×2.2=138.6gになります。これは、だいたい写真のような豚のしょうが焼き8人前くらい…なかなか難しいですよね。
そこで、プロテインを利用しているアスリートも多いのではないかなと思います。ただ、ここはあくまで食のお話なので、プロテインやサプリメントに関しては控えますが・・・そればかりに頼るのではなく、正しく利用すれば非常に効果的ですのでオススメします。
たんぱく質を多く含む食品には、肉や魚はもちろん、卵や大豆製品、乳製品があります。肉や魚は脂質も多く摂ってしまうので、上手に組み合わせていただきたいと思います。
大豆にとことんこだわった【枝豆の豆乳スープ】です。
作り方は、とっても簡単♪
枝豆と豆乳をミキサーにかけ、お鍋で熱してコンソメと砂糖と塩コショウで味を調えるだけです。この暑い夏場のビールのおつまみ枝豆を、ちょっとアスリートメニューに使ってみてください☆すっごく美味しいですよ!!
それでは、最後になりましたが本当に目標を持って努力している人は輝いています!!辛い時こそ笑っていたいものですね。そして、困った時に最後まで話を聞いてくれる仲間が本当の仲間であり大切なんだと思います。そんな素敵なチームメイトとスポーツを楽しめたら幸せですよね。強く健やかな心と体で、どんな困難にも立ち向かいチャレンジしていきましょう!!
(食事よりもメンタルの内容が強くなってしまい、申し訳ございません。ありがとうございました!!)
●ジュニア・アスリートフードマイスター
酒井 優 (さかい ゆう)
中学・高校と柔道の現役選手として、減量とパフォーマンス維持の難しさに直面しながら戦ってきました。ストイックに追い込むことが強さと思っていた時もありましたが、やはり“美味しい”という気持ちは人にとってとても大切で、アスリートも然りです。健康的にスポーツを楽しむ事を追及すると共に、健康的・魅力的なカラダは食事から作られると考え、大学では栄養学を専攻し栄養士を取得しました。現在は二児の母で、保育園に勤務し毎日子供たちに囲まれて過ごしています。
ブログ http://ameblo.jp/sakai1227/
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