第127回 秋バテ防止!スポーツの秋を楽しもう!

ジュニア・アスリートフードマイスターの本田景子が
「食・健康・美」をテーマに、気軽に取り入れられる方法を紹介します!

朝晩涼しくなりすっかり秋めいてきましたね!スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋…
秋は色々とワクワクしますね♪しかし、この時期はなんだかだるくて食欲もいまいち…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこの症状、「秋バテ」かもしれません。夏バテは暑さが原因で引き起こすのに対し、秋バテは夏の疲れを引きずったまま変わりやすい秋の気候に体がついていけず、自律神経の乱れからだるさや疲労感など体の不調として現れてきます。

◆こんな症状が出てきたら「秋バテ」サイン

・食欲がなく胃がもたれる
・疲れやすい、だるい
・たちくらみやめまい
・夜寝付けない、朝起きられない

◆秋バテになる原因

秋バテのタイプは2種類あり、夏にどの様な生活を送ってきたかにより、「内臓冷えタイプ」と「冷房冷えタイプ」に分かれます。

*内臓冷えタイプ

冷たい物の過剰摂取により、胃腸が冷えて機能が低下し血の巡りが悪くなる。その結果、疲れやだるさ、消化不良や食欲不振などの胃腸障害が引き起こしやすくなる。

*冷房冷えタイプ
冷房のきいた室内と外気の温度差に体が適用しようとし、自律神経がフル活動することにより乱れが生じ、血の巡りが悪くなる。その結果、疲れやだるさ、肩こり、腰痛が引き起こしやすくなる。

→自律神経の乱れ(ストレス)と冷え(血の巡り)こそが、『秋バテ』の主な原因!
冷えを取りのぞき、血の巡りをしっかりとケアしてあげましょう♪
そのためには外からも中からも体を温めることが大切です。

☆オススメ食材☆

・豚肉(疲労回復を助ける働きがあるビタミンB群を多く含む)

・にんにく・ネギ・生姜など体を温める効果のある薬味

・根菜類・きのこ類(かぼちゃ、さつまいも、ゴボウ、レンコン、しいたけ、まいたけなど)

・温かい飲み物(コーヒーは体を冷やすので過剰摂取に注意)

今回は時間のない方でも美味しく簡単に作れる生姜焼きを紹介します。作ることがストレスになっては逆効果なので、気軽に栄養を取り入れられるメニューを選びましょう。ご飯には栄養たっぷりのキヌアを入れて、サラダには食物繊維たっぷりのひじきを入れました。毎日のことなので、ちょっとした一工夫がとても大切です。ぜひ取り入れてみて下さいね!

☆生姜焼きレシピ☆

材料(2~3人分)
・豚ロース 300g
*生姜すりおろし1/2個分 または生姜チュープ4cm
*砂糖 小1
*酒 大1
*醤油 大2
*みりん 大2
※*を混ぜ合わせておく

1 肉をフライパンで焼く

2混ぜて合わせておいた*を1に入れ、タレがほとんどなくなるまで煮詰めて完成

所要時間5分! とっても簡単!

また、秋のフルーツ「梨」はほどよい酸味と水分が体を潤し秋バテに効果的なオススメのフルーツです。(取り過ぎは体を冷やすので注意)

秋バテ防止にはとにかく体を温めることが大切!
秋は体を温める根菜類が豊富にあるので、秋の味覚を楽しみつつ体が喜ぶことを積極的に行いましょう!外からも中からも温活生活を心掛けて、元気な心と体でスポーツの秋、食欲の秋を楽しみたいですね♪

●ジュニア・アスリートフードマイスター
本田 景子 (ほんだ けいこ)
ダンス歴24年。4歳からクラシックバレエを始め、大学からジャズ、ヒップホップなどダンスのジャンルを広げる。
社会人になってからチアリーダーオーディションに合格。
商社で働きながら、プロスポーツ応援のチアリーダーをしている。アメリカNFLのチアリーダーオーディションに挑戦経験あり。未だその夢を諦めていない。腰を痛めたことから自信の体調管理や身体作りのために資格を取得。
美Bodyを手に入れるために毎日行っていることは、体幹トレーニングと良質な油を摂取すること。

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