ジュニア・アスリートフードマイスターの菅野 真喜が
季節に合わせた食事トレーニングで「何を食べるか」「なぜ食べるか」を発信します!
私の住む北海道では雪に覆われる半年近くはアスファルトの路上を走る事がありません。
本州の人からよく「北海道では冬の間、ランニングの練習はどうするのですか?」と聞かれます。
室内のランニングコースを利用する事もありますが、ほとんどは雪の上を走ります。
北海道では冬専用の靴を履くのが常識で、雪道専用ランニングシューズというのも販売されています。
通常のランニングシューズと比べるとアウターは防水素材で足首の部分はハイカットになり内側は収縮素材で雪が入らない様になっています。ソールも滑りにくく、履き心地も良く、このシューズでレースを走りたい位です。
気温0℃前後ですと道路に氷がはっていて走りづらいですが、マイナス5℃~10℃位の圧雪が一番走りやすく、芝地を走るのと似た心地よさがあります。
よほどの大雪の後でなければ、ランニングで利用するサイクリングロードや歩道は除雪もきちんとしてくれるので雪の季節であっても夏と変わらない位、月間走ります。
2月、3月の本州のフルマラソンに出場する人もいるので、冬でも雪の上でランニングするランナーは多いです。
それに、冬は夏より運動による脂肪の燃焼率の高い時期。
意外に思うかもしれませんが、寒いと体を温めようとするので、脂肪の燃焼率が高くなります。私も冬の間に体を絞り、太りづらい体を作ります。ただ、手足の末端が冷えていると燃焼率が下がるので、末端を冷やさない様に手袋や足元が暖かい服装で運動すると良いそうです。
冷え性を改善し、体を温める食事でのトレーニングも重要ですね。
体を温める食材といえば生姜。
生姜は使い方によって効果はまったく異なります。生で使うと体を冷やす働きがありますが、乾燥させたり火を通すと体を温める働きがあります。
スライスし乾燥させた生姜を紅茶や味噌汁に入れたり、生姜焼きにすることで体を温め免疫力を上げる効果があります。
今回は体を温めるエスニック風にゅう麺をご紹介します。
<材料 4人分>
素麺⇒2束、鶏モモ肉⇒250g、エビ(冷凍)⇒8~10尾、白菜⇒1/8個、人参⇒1/2個、お湯⇒カップ3(600cc)、鶏ガラスープの素(顆粒)⇒大さじ2、ニンニク・生姜⇒各1かけ、醤油⇒小さじ1
お好みトッピング⇒水菜・ゴマ・ラー油・レモン汁
<作り方>
生姜、ニンニクは千切り。人参は短冊切り、白菜はざく切り、鶏肉は一口サイズに切る。
エビは片栗粉(分量外)を溶かした水でもみ洗いをし、汚れを落とす。
お鍋に油(分量外)を入れ、ニンニクと生姜を入れて香りを出す。鶏肉を皮の方を下にして焼き、エビ、人参、白菜を加え、お湯と鶏ガラスープの素を加え白菜がしんなりする位まで火を通し醤油を加える。
別鍋で素麺を茹でる。
器に素麺とスープを盛り付けし、お好みトッピングを加えてできあがり。
レモン汁やラー油を加える事でベトナムのフォーの様な味わいになります。
年末年始の飲みすぎ食べすぎの胃のリセットにもオススメですよ。
●ジュニア・アスリートフードマイスター
菅野 真喜(かんの まき)
乳製品関係の仕事をする一児の母&北海道フードマイスターでもある走歴5年の市民ランナーです。2013年は年間5本のフルマラソン完走とサブフォー(4時間切り)を達成し、今年はウルトラマラソンにも挑戦!。一年通して走り続ける体力&すばやい疲労回復を維持する事を心がけています。
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