第96回 こんなポイントで風邪対策!

ジュニア・アスリートフードマイスターの石見元美が
「食」を中心に アスリートをバックアップする方法を紹介します!

はじめまして。ジュニア・アスリートフードマイスターの石見元美です。エアロビクスのインストラクターとして、3歳~高齢者までの指導にあたる毎日です。

 さて、毎年この季節に大流行するものといえば・・・そう!風邪、そしてインフルエンザ。皆さんは、まだかかっていませんか?どんなに気をつけていても、通勤・通学や学校・会社での集団生活では、ウィルスをもらってしまうことも、避けられないでしょう。そして、ご家庭でも、子供から始まり家族全員がダウンしてしまった、なんてことも多々ありますよね。
 ところが我が家では、例え一人が風邪をひいても、家族に移ることはないのです。ちなみに、大学生の息子は、まだ一度もインフルエンザにかかったことがありません。
 それは、食卓に二つのポイントがありました。

一つ目。
「外から帰ったら、手を洗ってうがいをしなさ~い!」お母さんが、よく言うセリフです。では、お母さん達は調理の前に、ちゃんと手を洗っていますか?実はこの「ちゃんと」というのが、大切なんです。
1分手洗いというのをご存じですか?流水で数秒洗うのではなく、石鹸を使用して、指の間や手の甲、手首までしっかり洗ってから調理に取り掛かってください。ちなみに、毎回時計で1分計るのも大変ですね。童謡をゆっくり1曲歌うと、およそ1分です。楽しんで手洗いしてみてください。

そして二つ目。
「いただきまーす」 家族みんなで頂く食事はおいしいですよね。大皿のおかずが何品が食卓に上がって・・・ちょっと待って!! それが二つ目のポイントです。
大皿のおかずを家族みんなでつつく。微笑ましい光景ですが、直箸でおかずをシェアしていくと、風邪の菌もシェアしてしまいますよ。おかずを最初から、銘々に取り分けて食卓へ。洗い物が増えるデメリットはありますが、風邪をうつさない他、それぞれが食べた量を把握でき、食べ物の好き嫌いを無くすチャンスも生まれます。自分のお皿に残っていれば、食べなくちゃという気持ちも出てきます。
そして、実はこれ食育にも役立ちます。
私は仕事で、子供たちを遠征に連れて行くことも多いのですが、ほとんどの場合バイキングです。ここで、子供たちの普段の食生活が出ます。バランスよく、そして食べられる量、食べなければいけない量を把握してもってくる子供たちは、お母さん達の食卓への努力が見え隠れしています。子供たちの食への意識を高めるためにも、是非取り組んでみてください。

最後に、風邪予防にもなる一品をご紹介。

「春菊ごはん」
①洗った春菊は、葉の部分を太い軸から切り離す。
②その春菊を細かくみじん切りにする。
③あたたかいご飯に、刻んだ春菊といりごまを混ぜ込む。

お好みで塩昆布を一緒に混ぜ込んでもいいし、おむすびにしても食べやすいです。
春の香りのするご飯です。

●ジュニア・アスリートフードマイスター
石見 元美 (いわみ もとみ)
エアロビクスのインストラクターとして、フリーで活動中。対象は3歳から高齢者まで。
食生活アドバイザー3級。
中高老年期運動指導士。
G-fit契約インストラクターとしても活動中。(スポーツウェアの宣伝モデルのようなこと)

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