アスリートフードマイスター2級でアスリートフードセミナー講師の林くみ子が
成長期のジュニアアスリートを支える“アスリートフード”についてお伝えします。
皆さまこんにちは!アスリートフードマイスターの林 くみ子です。
コラムも4回目になりました。今回は、補食についてお話しをさせていただきたいと思います。青少年の食育指導をしていてよく耳にするのですが、コーチや監督に「お弁当は、白米を2リットルの弁当箱にいっぱい詰めてきなさい」、「お弁当の後すぐにパン、おにぎり、ドーナツなどの炭水化物を摂りなさい」などと言われ、子供達は嫌々それを食べている。という話しです。
たくさん食べる事は、体を大きくするためには確かに有効だと思います。だからと言って、一度に闇雲に食べれば良いかというと、そうではありません。人間は、一度に消化できる量も決まっており、たくさん食べればそれが全て体の為に使われるわけでもありません。それどころか、消化できずに体調を崩してしまう場合もあります。せっかく頑張って食べたものも無駄になってしまいますね!何より、食事をする事が嫌になってしまうお子さんもいます。
では、どうすれば食べた物を無駄にせず、食事を楽しむ事ができるのでしょうか?
1日の食事を三食ではなく、何度かに分けて摂る、一食ではなく、1日分のトータルで栄養を考える事で、効率良く、無理なく、無駄なく栄養を摂る事ができます。一食に食べきれないほどのご飯を無理して食べるのではなく、練習前後の小腹が空いた時におにぎりを食べたり、おやつにパンを食べる事で、1日に必要な分の栄養を無理なく効率良く摂る事が可能です。それが補食ですね!!
おにぎり、パン、バナナなど、少しずつ手軽に食べられるものを用意する事が、大切です。
我が家には育ち盛りの男の子がおりますが、学校から帰ってきて練習に行く前に、おにぎりを食べたり、私が家にいるときには、冷凍うどんをチンして卵と麺つゆをからめて出したり、食パンやバケットにシラスとチーズを乗せてトーストし、海苔をのせて出したり…子供にも、自分にも負担がかからない程度に、手軽にできるものを補食として出しています。長く続ける為には、無理をしない、頑張り過ぎない事が重要ですね♪
シラスとチーズのバケットトースト♪
カルシウムも摂れる、成長期の子供達に嬉しい補食です☆
●アスリートフードマイスター2級
林 くみ子 (はやし くみ子)
女性誌を中心にフードスタイリングの実績多数。
アスリートフードセミナー講師としても幅広く活動、アスリート少年の食アドバイスには定評がある。
日本唯一のゴルフ専門チャンネル「ゴルフネットワーク」にてレシピ開発、フードスタイリング、太平洋クラブでのゴルファー向けランチメニュー開発にも携わっている。
【ブログ】アスリートフードマイスター・フードスタイリスト☆Kau Kau Kitchen☆
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