アスリートフードマイスターの芦田圭子が
あの手この手で皆様の食べる飲むを応援させて頂きます!
こんにちは。
アスリートフードマイスターの芦田圭子です。
涼しくなり自宅近くの皇居にはランナーが増え始めました。
私も来月の軽井沢マラソン(ハーフ)に向け外ランを再開。外は気持ちがいい。
私のラン歴は短く一昨年の暮れくらいからなのですが、何ヶ月かしてある面白い変化に気づきました。
味覚と嗜好の変化です。
5kmくらいだとあまり感じないのに、10km以上走るとまずお腹がすごく減る。
そして生野菜とステーキ、出来ればポテトフライやマッシュポテトなどを添えたものが無性に食べたくなるのです。実際食べると美味しくてしっかりモリモリ、ぺろり。
私実は生野菜と牛肉があまり好きではなく、家では火をいれた野菜に豚肉か鶏肉か魚がメイン。外でもまず頼みません。量だって少ないし、炭水化物に至ってはほんとにちょっぴり。
なのになぜ?
これは身体が正しく反応している、ということです。
エネルギーが切れ、疲労し、修復と調整が必要。だから糖にタンパク質にビタミンAやC、クエン酸を欲しがる。(生野菜はレモンとオリーブオイル、塩胡椒で食べる人なので)
私の場合、長距離走った後や負荷の高い筋トレを行った後に限りこの現象が起きます。これを繰り返すうち、疲労が残ったり ばてたりしなくなりました。それに味を占め、日常生活の食事も以前にも増して無駄がなく、しっかりしたものに変化。体重は変わっていません。
個人差があるのでみなさんに当てはまる訳ではないのですが、普段からきちんとした食生活を送っていれば、どんな時にもいつ、何を、どのくらい食べたらいいのかある程度体が教えてくれます。
「なかなかウェイトが増えない。だからもっと食べなきゃ。」
「なかなか痩せない。甘いものやアルコール減らさなきゃ。」
「ファーストフードやコンビニ弁当ばっかりじゃバランスのいい身体にならないよな。」
「仕事で晩ご飯が遅くなっちゃって、太っちゃうんだよね。」
みんなわかっているのに、実行出来ていないだけ。
だから先ずこのふたつを叩き込みましょう。
「今のあなたの身体はあなたが今まで食べてきたもので出来ている」
「これからのあなたの身体は今からあなたが食べるもので出来上がっていく」
ね。シンプルでしょ。
今の自分の体に満足しているなら今までの食事は正しい。
でも満足していないなら、これから食べるものを改善するべきです。
で、何を食べるかはあなたのなりたい身体次第。
なりたい身体に必要な要素を把握し、それを構成・補助・調整するものをきちんと摂取しましょう。
量は不足しない・食べ過ぎない。当たり前のことです。アスリートは特に不足しないことが大事。
一般人は逆ですね。食べ過ぎないことが大事。
いつ食べるか。なるべく決まった時間に食べましょう。
栄養素を効率良く吸収し、体に負担をかけないためです。
なりたい身体になるために、自分の中の食に関するセンサーを働かせ、常にアンテナを立てておく。そうすれば自分に何が必要で何が不要か判断できるようになっていきます。
後は「実行する」のみ。
これが1番大変で、1番大事なこと。
いくら知識があっても実行できなければ何も変わりません。
身体の声に耳を傾け、自分をコントロールし、理想の身体を手に入れましょう。
食欲の秋ですから、ご用心(笑)
●アスリートフードマイスター
芦田 圭子 (あしだ けいこ)
トレーニングの目的は「美味しく食べて飲むため♪」と公言してはばからないフィットネスクラブスタッフ兼インストラクター・パーソナルトレーナー。
銀行や有料老人ホーム勤務を経てフラワーデザイナーへ。その間に膠原病と診断されたり拒食症を経験したことから、自身の健康のため今の職業へ転職。それゆえ高齢者指導とシェイプアップが得意分野。 介護予防運動指導員・基礎心理カウンセラー・アスリートフードマイスター他取得。
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