ジュニア・アスリートフードマイスター 吉野 ユリ子が
女性アスリートのための食と美容術をテーマに皆様にお伝えします!
「女性アスリートのための食&美容術」を担当しています、ジュニア・アスリートフードマイスターの吉野ユリ子です。
男女問わず、スポーツをする人はいつまでも元気で若々しい、という印象がある一方で、紫外線や疲労などでシワやたるみなどが増え、却って老けるんじゃないの!?という心配の声も耳にします。答えはどちらもYESだと思います。
運動は、身体の機能を高め、毎日に活力を与え、ストレス発散をし、代謝をよくする働きがありますが、一方で過度な運動は骨や筋肉に負担をかけますし、それ自体がストレスの原因になることもあり、また水分補給を怠れば血液ドロドロといった状態にもなりかねません。長く続けるためにも、セルフコントロールをしっかり行いたいですね。
そんな運動の弊害のひとつとして挙げられるのが「活性酸素」。運動などによって体の酸素利用が高まると過剰に発生し、生活習慣病の原因になったり、シミやそばかす、肌のかさつきやたるみなどの原因になるのです。活性酸素が大量発生には他にも煙草や紫外線、ストレスなど様々な要因が考えられますが、食事である程度対策を講じることもできます。その強い味方、抗酸化物質の代表格が「ビタミンエース(ACE)」です。
ビタミンAは緑黄色野菜やウナギ、レバーなど、ビタミンCは野菜や果物など、ビタミンEはウナギやカボチャ、ピーナッツやアーモンドなどに多く含まれます。
例えば運動前後にこれらを使ったサラダをしっかり食べることでも活性酸素の発生を軽減する助けになります。
写真は菜の花とカリフラワーを蒸したものに、ゴマだれとスライスアーモンドをかけたもの。ゴマは鉄分を含みますから、汗をかくときにはぜひ摂取したい食材です。このサラダにウナギの白焼きなども和えれば完璧ですね。
いつまでも若々しいアスリートでいるために、食事コントロールも万全にしましょう。
●ジュニア・アスリートフードマイスター
吉野 ユリ子(よしのゆりこ)
ライフスタイルジャーナリスト。女性誌編集を経てフリーに。ウェルネス、スポーツ、美容、食などの分野で、広告や雑誌を中心に活動。ホリスティックビューティ・アドバイザー取得。トライアスリートでもある。
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