第61回 やめられない!飲酒のコツ②

アスリートフードマイスターの芦田圭子が
あの手この手で皆様の食べる飲むを応援させて頂きます!

アスリートフードマイスターの芦田圭子です。
前回に引き続き「飲むのをやめられない!」そこのあなた。
飲酒のコツ(!)を伝授致します。今回は7つのうち残り4つです。

1.チェイサーをお供に
2.グラスは小さめ・一口づつ
3.食事と共に
(第53回をご参照下さい)

4.会話や雰囲気を楽しむ
5.締めだけ我慢
6.休肝日を作りましょう
7.動いた分だけ飲める!?

4.会話や雰囲気を楽しむ
食とはそもそも何か?生命を維持するもの、体を作るもの、が第一義です。
だからこそアスリートにとって食は重要なのですが、人間にとっての食の意味はそれだけにとどまりません。人とのコミュニケーション、癒し、休息、イベント、モチベーション・・・。人間ならではの意味=楽しみがあります。そうでなければただの原料=エサです。
人との会話を楽しんだり、空間や雰囲気、五感で感じるものを楽しめる食は、体だけでなく心を豊かにしてくれるでしょう。アスリートにとってそれも、とても大事なこと。
お酒も会話や雰囲気を楽しむゆとりをもって飲めば、自然と飲みすぎることはありません。飲食はそれを取り巻く環境によって大きく変えることができます。せっかくの飲酒、楽しんで体や心に効かせてあげましょう。


セッティングして雰囲気も楽しみましょう

5.締めだけ我慢
飲んだら締めは我慢しましょう。飲んでいいけど「その代わり」締めを我慢する。それも夜の場合のみ適用、となれば実行出来そうですよね?
前回書いたように食事はトータルバランスです。アルコールには糖質のカロリーが含まれるため、この分を食事のカロリーに組み込まないといけません。夜は摂取したカロリーを消費する時間が少なく、体内に蓄積されてしまいますから過剰摂取は禁物。
気持ち良く飲んで後は寝るだけ、なのですから、締めのご飯類や麺類などの炭水化物だけカットし、お酒と合う副菜をバランス良く楽しんで頂きましょう♪

6.休肝日を作りましょう
肝臓の働きは実に素晴らしいもの。
口から摂取した栄養素の大半が小腸~毛細血管を経由し吸収され、肝臓へたどり着きます。肝臓はそれぞれの栄養素を分解・貯蔵・合成・排泄・エネルギー生産・供給など、あらゆる働きを行ってくれるのです。
逆に働きが悪くなると、せっかく摂取した栄養素を上手く活かせなくなるばかりか、心身共に悪影響を及ぼします。アルコールの摂取はそんな肝臓の働きに拍車をかけてしまうのです。
美味しいお酒を飲む為にも(!)週に2回くらいは休肝日を作ってあげるといいですね。

7.動いた分だけ飲める?!
これこそが真骨頂(笑)
アスリートにとって栄養とトレーニングは車の両輪と同じ。
バランスの良い効率的な体を作るには「しっかり食べて(程よく飲んで(!))しっかり動く」こと。
「いつもより食べる・飲む」のであれば当然、「いつもより動く」。
今日は飲み会!という日は少し早起きしてランニングしてみるとか、昼休みにトレーニングしてみるとか、採算を合わせてみましょう。体だけでなく気持ちも楽になり、より美味しく楽しくお酒を楽しめること請け合いです。


飲みたかったらしっかりトレーニング♪

総括:
アルコールは栄養的に絶対必要なものではありません。
それでも飲みたい!のであれば「その代わり」を守って体の負担を減らし、ストレスが少なく心にも効く飲み方をマスターして楽しみましょう♪

●アスリートフードマイスター
芦田 圭子 (あしだ けいこ)
トレーニングの目的は「美味しく食べて飲むため♪」と公言してはばからないフィットネスクラブスタッフ兼インストラクター・パーソナルトレーナー。
銀行や有料老人ホーム勤務を経てフラワーデザイナーへ。その間に膠原病と診断されたり拒食症を経験したことから、自身の健康のため今の職業へ転職。それゆえ高齢者指導とシェイプアップが得意分野。 介護予防運動指導員・基礎心理カウンセラー・アスリートフードマイスター他取得。

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