第53回 やめられない!飲酒のコツ①

アスリートフードマイスターの芦田圭子が
あの手この手で皆様の食べる飲むを応援させて頂きます!

初めまして。
アスリートフードマイスターの芦田圭子です。
プロフィールにもあるとおり、現在フィットネスクラブでスタッフ兼インストラクター&パーソナルトレーナーとして勤務をしているため、会員様から様々な嘆き(!)をお伺いします。今回はその中からこんな嘆きをピックアップ。
「飲むのをやめられない!」
・・・・・はい。そーでしょうとも。やめられませんよねえ。その気持ち良ーくわかります。
きっぱり申し上げましょう。やめられるならやめて下さい(笑)いやいや。やめなくてもいいんです。“その代わり”。飲酒のコツ(!)を伝授致します。まずは7つのうち3つを伝授。

1.チェイサーをお供に
2.グラスは小さめ・一口づつ
3.食事と共に

4.会話や雰囲気を楽しむ
5.締めだけ我慢
6.休肝日を作りましょう
7.動いた分だけ飲める!?

1.チェイサーをお供に
アルコールを飲む時は必ずお水をセットで飲みましょう。お酒と同量を基本に飲むといいですね。血中アルコール濃度を下げて吸収を抑えてくれる他、肝臓でのアルコール分解を助けるので二日酔い防止にもなります。ビールなどは利尿作用も高いので水分補給も兼ねて是非。
持論としては、単純にお水でお腹が膨れて酒量が減る(経済的にもお得♪)・チェイサーをつけると見た目も良い・交互に飲むことで口がさっぱりしお酒をより楽しめる・時間がかかるのでスピードが遅くなり結果酒量が抑えられる・・・です。

2.グラス(酒器)は小さめ・一口づつ
試合やトレーニング後のご褒美にお酒を飲む方は多いでしょう。ビールなどお風呂上がりにプシュッと缶から直飲みはたまらないと思います。そこはグッと一瞬抑え、グラス(酒器)に移してから飲みましょう。上手に注げばより美味しく飲めますよね。小さめなグラスにすると何杯も重ねることになるので、時間がかかったり見た目で杯を重ねることがわかりやすく酒量が抑えられます。お店で飲む時も注文時に小さなグラス(酒器)をお願いすると良いでしょう。
さらに一口ごとにグラスを置く癖をつけると尚good。オススメは高級なグラスや繊細で扱いに慎重になるようなグラスを使うこと。そっと置くから時間がかかる上、見た目も優雅です。この観点からすると、高級ホテルのラウンジやBARで飲むとガバガバ(!)飲めませんから、お店を選ぶ、というのも一つの手ですね。

3.食事と共に
栄養学的にまず、食事はバランス良く。そして適量に。
お酒だけでは栄養のバランスが取れず飲み過ぎる確率が高くなります。カロリーも含め食事の一環として楽しむのがオススメです。
それと個人的な意見で恐縮ですが、お酒は食事とのマリアージュでより楽しめると感じます。
日本は四季があり、それぞれに旬の食材が豊富な国です。真冬の甘い白菜と豚肉の鍋に日本酒の熱燗、初夏の大粒岩牡蠣にレモンを絞って冷たい白のシャブリ、秋を告げる脂の乗った秋刀魚の塩焼きにビール。旬の食材はその食材の持つ美味しさや栄養価が際立ちます。それを目一杯五感を使って享受し楽しまない手はありません。


温野菜に鮭の水煮を添えて

さて。いかがですか?
実際これはシェイプアップを目的としたクライアントさんに実行して頂いている内容です。(もちろん私自身も)これだとやめなくてもいいので気持ちも楽だし、代わりの条件(後半の4つ)を受け入れやすくなります。
「食べる」「飲む」という行為は毎日繰り返していくものですから、無理をすれば続きません。無理なくステップバイステップで少しづつ慣らしていく。そして楽しむ。これがコツです。

次回は残り4つを伝授致しますので、それまでにひとつでも実行し継続してみて下さいね。

●アスリートフードマイスター
芦田 圭子 (あしだ けいこ)
トレーニングの目的は「美味しく食べて飲むため♪」と公言してはばからないフィットネスクラブスタッフ兼インストラクター・パーソナルトレーナー。
銀行や有料老人ホーム勤務を経てフラワーデザイナーへ。その間に膠原病と診断されたり拒食症を経験したことから、自身の健康のため今の職業へ転職。それゆえ高齢者指導とシェイプアップが得意分野。 介護予防運動指導員・基礎心理カウンセラー・アスリートフードマイスター他取得。

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